施工事例works
子どもたちが立体的に遊ぶ
自然素材に包まれた住まい
ご主人と息子さんはアレルギー性鼻炎で、「新築にはなるべく化学物質を使用したくない」と考えていたMさんご夫妻。完成から1年が経つMさん宅は、床は杉の無垢材、壁には漆喰を使用した自然素材に包まれた住まいです。杉無垢材の床はうづくりで仕上げており、木目の凹凸が心地よく優しい肌触りをもたらします。「実験の意味も込めて、数日間換気を止めて暮らしてみたのですが、心地よさはほんとど変わりません。自然素材の素晴らしさを改めて実感することができました」とMさん。まるで家自身が呼吸しているかのような清々しい室内環境になっています。
また、Mさん宅は深川市の厳しい冬を乗り越えるため、高い気密と断熱も確保。道北では2棟目となる地下水をヒートポンプの熱源として利用する地中熱ヒートポンプを採用し、省エネルギーにも配慮しています。
自然素材に包まれたMさん宅ですが、一番の見どころはロフトまで続く大きな吹き抜け。「子どもたちが全身で楽しめるような仕掛けをつくりたかったんです」というMさんの希望を叶え、吹き抜けにはアスレチックネットが張られています。2階の壁の一部はボルダリング壁となっており、壁やネットを使って身体を動かしながらロフトへと登ることが可能。1階と2階にはそれぞれブランコも設置し、子どもたちが上下左右と、立体的に遊べる住まいになっています。「アスレチックネットも、ボルダリング壁も、大人が使うこともできるので、私も楽しんでいます。友達もたくさん遊びにきて、みんなで汗をかいて身体を動かしていますよ」と充実の笑顔を浮かべるMさん。賑やかな子どもたちの声と、自然素材に包まれた心地よい住まいは、家族に生き生きとした毎日をもたらしています。