施工事例works

近隣への落雪に悩まされたという旧居の大きな三角屋根の外観も一新。チャコールグレイの樹脂系サイディングを縦張りにしたシックな佇まいに生まれ変わった。右手の外構奥が増築部分

旧居の構造を生かしながら
住みやすさと暖かさを増した
二世帯同居のリノベ住宅

Wさん宅 深川市・夫婦50代、母90代

2年前、近所に住むお母さんが一人暮らしになったのを機に、同居を決意したWさんご夫妻。「27年前に両親が建てた平屋を改修し、私たちも母も快適に過ごせる住まいに一新したいと思いました」。ご夫妻のその願いを叶えたのは、丁寧な仕事で定評のあった地元の工務店、森栄建設です。リノベーションを多く手がけていたことも決め手になりました。Wさんは家づくりを通して、森栄建設の代表・森下さんの温かな人柄と研究熱心さに触れ「良い住まいができると確信しました」と話します。

2×4工法で建てられた既存の躯体は健全でした。その構造を生かしながら、LDKを中心に新たにご夫妻の寝室や洗面室、トイレを設置しました。高齢のお母さんが安心して暮らせるようにバリアフリー化し、床暖房を採用。また、通年快適な室温が保てるよう、付加断熱を施し、ZEH Orientedの基準を満たす性能も備えました。「予算の組み方にメリハリをつけながら、私たちの要望が叶うように一緒に考えてくれたのがとても嬉しかったです」と、奥さんはプランづくりを振り返って話します。

2025年2月、新居でのWさんご一家の暮らしが始まりました。「厳寒期の引っ越しだったのに、室内は暖かいを通り越して暑いくらいでした。室内と外との気温差には今も驚かされています」とWさん。住み慣れた居室、水まわりの位置は変えず、内装や設備を一新した新居にお母さんも「どこへ行っても暖かく、暮らしやすい家になりました」と大喜びです。

温水床暖房で陽だまりのような心地よさを保つ床には、森栄建設を訪ねたときに「足裏に吸い付くような感触が忘れられなかった」というナラ無垢材を採用。「森下さんの提案で、夫婦で床の仕上げ作業をしたのもいい思い出になり、家への愛着も増しました」と、奥さんは嬉しそうに話してくれました。

断熱仕様のドアや土間床暖房を採用した玄関は、そのままLDKとつながる。高断熱・高気密の確かな住宅性能が開放的な空間を実現。玄関スペースには食品庫やシューズクロークも備えた
キッチンからダイニングを見る。目線の抜けの良さが広がり感を演出。キッチンの前には、来訪者の目線をさりげなく遮る木製のルーバーを設置した
ワイン好きなWさんの「非日常感を味わえる家にしたい」という要望に応え、ダークな色調で整えたキッチン。大きなワインセラーも備えて、家飲みが楽しい住まいに
リビングとキッチンは間仕切りなくつながり、家事をしていても家族の会話が弾む
エコカラットとガラスブロックを採用した壁をアクセントにしたリビング。壁の裏手はWさんのトレーニングルーム。ゆったりとしたリビングは、親子の生活空間を緩やかに分離する役割も
Wさんの要望で、リビングに隣接して本格的なトレーニングルームを設置。ガラスブロックを用いた間仕切り壁は、Wさんと森下さんがDIYで仕上げた。「コーキングのデコボコさえも愛おしく感じます」
既存の和室と広縁を小上がり仕様の和室に一新。琉球畳の下は引き出し収納になっている。窓際には読書やパソコン仕事ができるカウンターを造作し、多目的に利用できる和空間に仕上げた
増築部分に設えたWさんご夫妻の寝室。落ち着いた色調のアクセントクロスを貼り、シンプルに仕上げた
寝室に併設されたウォークインクローゼットは容量たっぷり。収納のボリューム、生活動線にもこだわって、片付けのしやすい住まいを実現
トイレは、お母さんとご夫妻、それぞれの生活スペースに配置。いずれのトイレもカラフルなアクセントクロス、光が通るすりガラス建具を採用して明るく