施工事例works

対面式キッチンの横に食卓テーブルを配置し、配膳や片付けの省力化を図ったダイニング。高さを抑え、床と同じ素材を張った天井を設えて、落ち着いた雰囲気を演出

大きな吹き抜けが心地よい
暮らし良さを追求した省エネ住宅

Nさん宅 深川市・夫婦20代・30代、子ども1人

暖かな家づくりのために、親子2代の信頼のリレー

2024年、Uターン転職を機に深川市で家づくりに取り組んだNさんご夫妻。ちょうど子どもを授かったこともあり、先々のライフサイクルを考えて「今が建て時」と思ったといいます。「20年前、森栄建設で建てた実家がとても暖かかったので、迷うことなく、僕らも森下社長に新築の相談をしました。敷地も希望エリアで紹介してもらえました」と、Nさんは依頼の経緯を話します。

ご夫妻が思い描いていたマイホームは、ホームパーティも楽しめるようなおしゃれで開放的な住まい。「将来、子どもが巣立ったら平屋的な住み方ができて、LDKとプライベート空間を分離した間取りにもこだわりました」と奥さん。森栄建設は、キッチンに背面カウンターやパントリーの造作、回遊動線の採用など暮らしやすさを叶えるきめ細かなプランを提案しました。

「納得のプランづくりができ、工事の始まった現場にいたのはなんと、実家を建ててくれた大工さん。施工中も細かな調整や追加工事をお願いして、親子ですっかりお世話になりました」と、Nさんは施工時の嬉しい再会を振り返ります。

何もかも新しい春に広がる暮らしの夢

ご夫妻が新築を思い立ってから1年後、待望の新居が完成しました。1階は水まわりとウォークスルークローゼット、寝室が回遊動線で結ばれ、LDKとダウンフロアの和室が家族の憩いの場に。吹き抜けとリビング階段でつながる2階には子ども部屋がレイアウトされています。

さらに、中二階や2階階段ホールには趣味の時間が楽しめるフリースペースも設置。「家族が思い思いにくつろげる空間が住まいのあちこちにあって、集合住宅の2階だった旧居とは違い、足音や子どもの泣き声に神経質にならずにのびのびと暮らせます」と、奥さんは嬉しそうに語ります。

土間コンクリートに温水パイピングを施し、第2種換気で室内全体に暖かな空気を循環させた新居は、隅々まで暖かです。「玄関からそのままリビングにつながっていて、大きな吹き抜けもあるのに、とにかく暖かいんです。断熱等級7をクリアする住宅性能に加え太陽光発電の恩恵もあり、光熱費は旧居と同じくらいで済み、経済的な負担は感じません」とNさん。

「心から満足できる住まいができ、子どもも誕生。何もかも新しい特別な春は、一生の思い出になりました。これからの子育ても楽しみです」と、奥さんも笑顔で話してくれました。

キッチンの背面には、長いカウンターを備えた造作収納を造作。突き当たり奥は大容量のパントリー
リビングに隣接して、ダウンフロアの和室を設置。ヌックのような和の空間は、来客時の予備室としても活用
白を基調とした室内空間を、黒とダークブラウンが引き締める。吹き抜け越しに見える2つの扉は子ども部屋
リビングの頭上には高さ5mほどの吹き抜けが広がり、開放感たっぷり。家族がどこにいてもお互いの気配を感じられる
中二階には、読書や趣味の時間が楽しめるフリースペースを設けた
2階ホールにはプロジェクターを設置し、吹き抜けの大壁を利用して映画を楽しむ空間として活用
洗面スペースとは分離されている洗濯・脱衣室には、造作作業台や物干しを設えた
洗濯・脱衣室とご夫妻の寝室をつなぐ大容量のウォークスルークローゼット
ウォークスルークローゼットから寝室を見る。動線は玄関ホールにまでつながり、ぐるりと回遊できる
玄関ホールに設けられた洗面台は、造作仕様。帰宅後の手洗いにも便利なレイアウト
森栄建設の提案で、屋根だけでなく外壁にも太陽光発電パネルを設置。冬も雪の影響を受けにくい
スクエアなフォルムに濃色の窯業系サイディングを採用した外観。屋根付き大型カーポートも備え、冬の除雪の手間を軽減