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2020.08.20
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「大きい窓の家は夏、部屋中が暑くないですか?」と聞かれますが。 №1

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北海道深川市で新築住宅を建てるなら

株式会社 森栄建設

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深川市では

当社のみがZEHビルダー登録

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全国約7,300件のZEHビルダー/プランナーのうち

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よく「これだけ窓が大きいと夏は家の中が暑くなりませんか?」と聞かれますが、結論から

言いますと『暑くありません』。

実際今年エアコンを稼働させたのは子供の友達が来て家中を走り回って汗をかいていた時と

夏休みの昼に子供たちが部屋を暗くしてプロジェクターとスクリーンを使ってゲームを

していた時など片手で数えられる位。

来客の方には「エアコンついてないのに涼しい!むしろ寒い位」と言われることもあります。

体感温度は人それぞれですが「家の中が暑い」と言われる事はあまりありません。

では、これだけ窓が大きくても部屋が暑くならないのは何故でしょう?

それは、まず第一に日射遮蔽を考えて作られていることです。

深川市の夏と冬の太陽の角度を考えて軒を適正な長さにしています。

これをするだけで夏は太陽の日差しが家の中に入りにくくなり(上の写真で土間まで)、

冬は太陽の日差しが家の中の奥(下の写真でみると矢印)まで入ってきます。

矢印は2018年10月の日差しなのでもう少し冬場はもう少し写真の手前側まで

入っています。

冬は日差しがポカポカして暖かいので昼間は暖房があまり動きません。

最近は軒のない家を見かけることが多くなり人気のデザインなのかな?とは思いますし、

わが社でもお施主様と軒の出のメリット・デメリットをお話しさせていただいた上で

建築させていただくことも多いのですが、軒は意外と大事な住宅の構造です。

 

「徒然草」の作者吉田兼好も≪家の作りようは夏を旨とすべし、冬はいかなる所にも住まる

暑き比悪き住まいは耐え難き事なり≫と書いています。

北海道では「冬はいかなる所にも住まる」とはなりません。

そして鎌倉時代と現代では冷暖房の設備が違い一年中快適な生活が送れています。

 

≪家の作りようは夏も冬も旨とすべし≫にしたいのが現代の家づくり。

外観のデザインも大切だとは思いますが、軒の出・日射遮蔽を家づくりに取り入れてみてください。

そうすることで冷暖房費が削減されエコにも繋がります。

 

第二の通風についてはまた後日。

 

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株式会社 森栄建設

北海道深川市1条24番28号

TEL:0164-22-6772

FAX:0164-22-1896

Mail:shinnei@cameo.plala.or.jp

 

 

 

 

 

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